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名内 泰志*; 能見 貴佳; 鈴木 梨沙; 小菅 義広*; 芝 知宙; 高田 映*; 冠城 雅晃; 奥村 啓介
no journal, ,
福島第一原子力発電所13号機の格納容器から回収される燃料デブリ・廃棄物を中性子照射ガンマ線スペクトル測定(NIGS)により仕分ける手法の開発を進めている。回収物中の核燃料物質量を評価する際、ジルコニウムやホウ素等の非核燃料物質量が核燃料物質量評価に影響する。そこで、これらの非核燃料物質に対するNIGSの応答を原子力機構・プルトニウム燃料技術開発センターで測定した。その結果、Zrの中性子捕獲反応による即発ガンマ線ピーク(6295keV)、及びBの非弾性散乱反応(第一励起準位)からの脱励起ガンマ線ピーク(2124.5keV)を利用できる可能性が示された。